全国宝石卸商協同組合は、1952年(昭和27年)に創立したジュエリー業界の中でも歴史のある組合です。発足当時は、宝石の輸入自由化の活動や国有ダイヤモンドの鑑定に協力し、業界の健全な発展に寄与してきました。
1958年(昭和33年)には、日本で初めて誕生石を発表しました。こうした歴史的な背景もあり、新たな宝石も発見される中、宝石の魅力を広く認知していただくため、2021年(令和3年)に日本の誕生石を改定し、新たに10石を加え、29石の誕生石を発表しました。
組合の活動は、時代の変化に迅速に対応し、歴代の先人たちが築いてきた礎を支えに、現在に受け継がれてきています。現在の活動としては、組合員同士で商品を紹介・売買するオークションの開催や最新の業界の情報を組合員で共有する勉強会や研修会が活動の中心になっています。
歴史を重ねるごとに、卸商の組合から輸入、製造から小売まであらゆる業種の企業が集まる組合へと変貌を遂げました。それぞれの企業が持つ専門性をお互いに理解することにより、組合員同士の商売も広がりを見せています。
これからも国内外の様々な変化に対応するため、他の協会や団体とも協力しつつ、業界の発展に寄与してまいる所存です。多くの業界の方々が、全国宝石卸商協同組合の活動に賛同いただき、ともに歩んでいくことを切に願っております。皆様からの引き続きのご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

全国宝石卸商協同組合 理事長
加藤 久雄 【2025年~ 】
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望月 英樹 【2023年~2025年】
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渡辺 幸春 【2019~2023年】